Hallelujah Oneです。
日々、色々なデザインをしておりますが、最近はなかなか良いアイディアが浮かばない時は日本の歌謡曲とか昭和に出されたレコードジャケットをdigる事が多いっす。
色味、文字、ロゴ、アナログ感、配置、構成どれをとっても今見ると参考になるデザインばかりっす。
ってことで、いくつかハーコーなジャケットを。
世界中に津軽三味線を広めた第一人者でもある高橋竹山氏のジャケット。
伝統を重んじるイメージの強い三味線の世界ですが、黒地の背景に高橋竹山氏の顔を
大胆に切り取ってハーフトーンにし、更にはグラデーションでまで入れてる。
半盲目である名人の鋭くもあり、いぶし銀な存在感ばっちりのこの表情。
アメリカ公演をした時にも、ニューヨークタイムズ誌が最高の賛辞の贈った事も有名な話ですよね。そういう事も含めて考えると、日本だけではなく世界への意識があるデザインなのかもしれません。ちなみに名人の奥さんはイタコをしていたナヨさんというお方。
そして、ヒップホップ目線でいうと、タイトルの"津軽三味線 その2"
MOBB DEEPでいうなればSHOOK ONES pt2って事じゃないですか。
きっと演奏でも"津軽三味線 その1"から入って"その2"に繋ぐんでしょうね。
客もたまらず頭ガンガン振っちゃうような感じでしょうね。
匠です!!
余談ですが、日本のソウルミュージックといえばアッコさん。
偶然なのかサンプリングなのか、、、、、
似てますね!!
そして、次はこちら。
企画ものである、こちらの作品はアイドルフォーというグループが歌っているみたいです。天才バカボンの主題歌を歌ってるグループですって!!
まー何がすごいってまず、歌の内容は♪7時に起きて〜からはじまって
永遠とケツの話です。最後は♪ハレルヤーって歌って終ります。
デザイン面でいうと、規制が厳しかった当時に関わらず、おもいきりヌードを使ってるんですが、左上にいる方のアクションがあまりにも鋭過ぎるもんで、左手が心霊写真ばりに
ブレてるし、右手も無いし…笑 歌がケツなんだからモデルもケツにしたらええやんっ。
右上の人は完全にバイーーーンってやってるし、どハーコーっす。
ただ、色味でいうと、外枠ピンクにタイトルロゴの赤色、
背景の薄いパープルと水色に対し、スーツ姿の色のネイビーといった感じで本当に絶妙な色使いをしている事は間違いないです。淡いカラーリングなんかはこの時代のジャケットとか勉強になります。
ってことで最後はサンプリング音ネタで締めたいと思います!!
Japanese Cast) - Dead End
ミュージカル"HAIR"の日本版オリジナルサウンドトラック。
こちらはUS盤のサウンドトラックに対して、日本人のキャストでのオリジナル盤です。
この日本版に目を付けてサンプリングしたのはLarge Pの教授です。
どんな堀り方してるんですかねー。
その曲とはNasの名CLASSIC曲…お分かりの方もいると思いますがこれですね。
ベタなCLASSICSですが、掘り直すと新しい発見とかもあったりで
楽しいですよね。PVに一瞬出てくるやつのTシャツとかキャップとか気になって
巻き戻しては再生しての繰り返しみたいな…笑
ではまたーーーっす!